【前編】ではキッチンの脇役たちが日焼けケアの主役として活躍する例などをご紹介しましたが、自宅でできる日焼け前後の鉄板ケア、まだまだあるんです。ケアの方法そのものも重要ですが日焼けに関する知識も備えておきたいですね。
では残り6の日焼け前後の鉄板ケアをご紹介しましょう。
7. 目指すは冷凍庫!
日焼けって本当に痛くてツライものですよね。痛みを抑えるには冷たい水や氷が効果的。でも間違っても患部に直接氷をあてないように気をつけなければいけません。
氷もしくはアイスパックを水で濡らしたタオルでくるんで、間接的に患部にあてます。基本的に冷凍庫の中にあるものはなんでも使えますが、腐らせて困るものは避けて、必ずタオルで覆ってから患部にあてるようにしましょう。
8. 食べ物と飲み物で肌の救済を
乾燥してしまった肌を潤すため水分をたっぷり補給することが大切です。冷やした水はもちろん、スイカやメロンなど水分をたっぷり含んだフルーツも有効です。
9. しっかり体を休めましょう
痛みがひどくて落ち着いて横になっていられないかもしれませんが、できるだけ体を動かさずゆっくりすることで日焼けの治癒をはやめることができます。
ベッドで横になるときはシーツにベビーパウダーを撒いておけば肌の摩擦を防いでくれます。また、エアマットは肌の痛みをあまり気にすることなく休むことができるそうです。
<ちょっとした裏ワザ>足を日焼けしてしまって腫れが見られるようであれば、心臓より高い位置に足をあげて休むと腫れがひきます。
10. 水ぶくれのケアは入念に
かなりひどい日焼けの場合には水ぶくれになることがあります。感染症を防ぐためにも、火または熱湯で殺菌した針を使って水ぶくれの端部分に穴を開け、皮膚を優しく押しながら中の液体を抜きます。この処置を24時間で3回行った後は、そのまま放置して治癒するのを待ちましょう。
11. 服用している薬を見直しましょう
多くの人が光に敏感です。薬の中には過敏症を促進してしまうものがあります。抗生物質や抗真菌剤、糖尿病の薬などは光に対して過敏に反応する成分が含まれています。日焼け止めの中には紫外線を吸収するパラアミノ安息香酸を含む製品も出回っているので気をつけたいものです。
12. 失敗から教訓を学びましょう
同じ過ちは2度と起こさないことです。一度日焼けによって肌がダメージを受けてしまうと、元の状態に戻るまでに3~6ヶ月はかかるとされています。日焼けによる皮剥けがあった場合、剥けてしまった皮の下の皮膚はとても敏感です。
ここでしっかりケアを施しておかないと、以前よりも日焼けによるダメージを受けやすくなり、また症状はよりひどいものとなる可能性が高くなります。正しいスキンケア、日除けに適した服装を心掛けましょう。
<ちょっとした裏ワザ>紫外線は窓ガラスを通過するため、室内にいても安心できません。夏の間は外出の予定がない日でも日焼け止めを塗布しておくにこしたことはありません。
これら12のスキンケアや知識をもってしても日焼けによる重い症状は治すことはできません。吐き気、寒気、発熱、水ぶくれが治癒しない、体に力が入らない、患部が紫色になってしまった、異常な痒みがある、などといいった症状がみられる場合はすぐに医師の診断を受けましょう。
備えあれば憂いなし。何よりも事前のケアが一番大切だということですね。これからの季節、特に外出前は忘れずに日焼け対策をして万全の体制で出かけましょう。そしてちょっとでも日焼けしちゃったな、というときは本記事のアフターケアをぜひ試してみてください。
参照元:Prevention