ジュネーブモーターショー2018において、新型電動スーパーカー「Ren(レン) RS」の市販モデルを発表したのは、中国の北京に本社を置く新興企業のテックルールズ社で、1年前のジュネーブモーターショー2017で、コンセプトカーの「Ren(レン)」を発表しており、そして一年後の今回、同じくジュネーブで発表された「Ren (レン)RS」は、市販モデルとなります。
デザインを担当した、ファブリッツィオ・ジウジアーロ氏とジョルジェット・ジウジアーロは、航戦闘機のキャノピーのように、ドアと一体で後方に大きく開くコクピットが特徴の、シングルコックピットレイアウトを生み出しました。
その優れた空気力学特性により、リアの巨大なウイングによって強力なダウンフォースを発生させながらも、抗力係数0.43とされています。
タービン再充電電気自動車(TREV)システムによりMAX1,287馬力のモンスターに
「Ren(レン) RS」のパワートレーンは、タービンによって発電機を動かし、その電力でモーターを動かすという、タービン再充電電気自動車(TREV)システムを採用。モーターはフロントに2個、リアに4個の合計6個を登載し、最大出力960kW(1,287hp / 1,305PS)というパワーを発揮します。
そしてリチウムイオンポリマーバッテリーは、28.4kWh。発電にはディーゼル燃料を使用し、最大1170kmが走行可能となり、「Ren(レン) RS」は、0〜100km/h3.0秒、最高速は330km/hという驚異的な速さだと公表されています。
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