海洋生物学や生態学について学んでいるとか、将来オーストラリアに住んでサーフィン三昧の人生を楽しみたいというのであれば、まあ知っておいて(たぶん)無駄にはならないんじゃないかな~という「サメの20のトリビア」。
多くの一般人にとっては、知ったとしてもどうっちゃことないのですが、気にはなるサメのあれこれ。前編(え?!後編もあるの?なんて言わずに)早速いってみましょう!
1. 世界には500種類以上のサメがいる
500種なので、サイズはもちろん、形、生息する環境、食べるものもバラバラ。
2. 手のひらサイズのキュートなサメがいるかと思えばジンベイザメのような巨大なサメも
ペリーカラスザメの体長は17センチ程度。ジンベイザメはおよそ12メートル。同じサメとは思えないですね。
3. エイのような形をしたエンジェルシャーク
胸びれが天使の翼のようなエンジェルシャーク。でも、その平たい見た目は、サメというよりはエイのよう。
4. サメは浅瀬にも深海にも生息する
1万メートルの深海にも生息するといわれているサメ。深さに関係なく世界中の海中にサメは生息しています。
5. ミツクリザメは白亜紀サメ類の中で最も古い種類のサメ
現在生息している白亜紀サメ類のサメの中で、最も古いとされているのがミツクリザメです。顎が突き出て歯がむき出しの口元があの有名なホラー映画を彷彿させますが、基本的に人を襲うようなことはないそうです。
6. 最初のサメが進化したのは4億~4.5億年前
軟骨魚類であるサメは、骨が化石として残らないため、今でも古代のサメについての多くが明らかになっていません。
7. 最も古いサメの証拠として残っているのは皮歯
歯に似た形のウロコが、かつて古代のサメの体を覆っていたといわれています。
8. サメの体は軟骨で支えられている
全てのサメには顎骨と複数の鰓孔(エラ)がありますが、その他多くの魚類とは異なり「骨」ではなく「軟骨」がサメの体を形成しています。
9. サメは肝臓で浮力をコントロールしている
硬骨魚類は浮き袋の役目を果たす鰾で浮力をコントロールしていますが、サメは鰾を持っていません。その代わりに、水よりも軽い肝油をためて浮力をコントロールしています。
10. ホオジロザメは温厚?
多くのサメを含むほとんどの魚は、水温より血液が低い「冷血魚」とされていますが、ホオジロザメは水温より高い血液温度を保つ恒温魚なのだとか。
本当に知ってどうするのよ、これ・・・といった内容のサメ情報ばかりでしたね!でも、なんだかちょっと学者道に足を踏み入れた気持ちになったのでは?
・・・では、後半も(本当に後半あるんだ?!な~んて言わずに)張り切ってどうぞ!
記事参照元 Discover