画像は 2012年度の世界最速水陸両用自動車、「シーライオン・プロトタイプ(2012 Sea Lion Prototype:ちなみにシーライオンはアシカの意)」。マーク・ウイットが 2006年から開発に携わり、ようやく今年完成にこぎ着けました。
水陸両用自動車のスピード競争は世界中で 25名前後のビルダーたちによって行われているといいます。ただしコンペは非公式で、データや画像を示したり Youtubeなどでアップした動画が、そのまま認められるそうです。
今 年のウィナーシーライオン・プロトタイプは、アルミおよびステンレスのボディに、エンジンはマツダの13Bを搭載。陸上での最高速度は 125mph(201.2km/h)、水上では 60mph(96.6km/h)で、開発当初から水上スピードは 15mphも上まわりました。
動 画は必見でしょうか。モーツァルトの「レクイエム」を BGMとした作者の心情がふと伝わってくるような気がします。価格は25万9,500ドル、日本円にして約 2,080万円)。自分でメンテナンスを行うには整備士の免許くらいは必要でしょうが、それほど高い買い物でもありません。
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