数々のメーカーが新しいコンセプトカーや新機種が発表されている「ジュネーブモーターショー」だが、アウディも例外ではない。3代目モデルにあたる新型「TT」と「TTS」はプレビューイベントにて初公開された。
現行モデルにあたる2代目モデルは、2006年に登場した。その後、2013年のデトロイトモーターショーにコンセプトカーの「オールロード・シューティングブレーク」を発表しており、このコンセプトカーのデザインが新型「TT」の表情に盛り込まれたようだ。
全体のパッケージングデザインと、テールランプは初代からお馴染みのデザインながら、新型デザインになったシングルフレームグリル、最新技術を用いたマトリックスLEDヘッドライトが採用されている。しかし、だれが見ても「アウディTT」だと気づくデザインである。
低燃費のエンジンも選べて、インテリアにはバーチャル・コクピット
フロントに横置きされた直噴4気筒エンジンは3種類。コモンレール式直噴2.0Lディーゼルターボは186psで燃費はスポーツカーでは世界最高と言い切る23.8km/L。ガソリン2.0Lはチューニングを変えてTTとTTSに搭載、TTは230ps、TTSは310ps。TTSにはオプションとしてローンチ・コントロール付きのSトロニックも選べる。
メーターパネルには12.3インチのバーチャル・コクピットを採用、スピードメーターとタコメーターの直径を変化させて表示することが出来て、同時にナビゲーション・マップなどのさまざまな情報も表示させられる。
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