1月 12日に米国はデトロイトで開幕した「2015北米国際自動車ショー(デトロイト・オート・ショー)」において、 ホンダが北米で展開する高級車ブランド「アキュラ」が新型「NSX」の市販モデルを公開したことを、米国版「auto blog」が映像とともに伝えた。
プロジェクトリーダーいわく、”空気がダンスをする”?
新型NSXは3年前に同じデトロイトで発表されたコンセプトカーに比べると、基本的なデザインに変わりはないが、ボディ・サイズはコンセプトモデルよりやや大型化し、そのエクステリアデザインを、エクステリア・デザイン・プロジェクト・リーダーのミッシェル・クリステンセン氏は「空気がクルマの周りでダンスをする」と表現している。
今度の「NSX」は、V6エンジンと3モーターのハイブリッドと軽量な複合素材ボディ構造を採用
パワーユニットには、V型6気筒直噴エンジンにツインターボを装着して縦方向に搭載され、ドライサンプ式を採用し重心を下げている。これにパドルシフト付き9速DCTが組み合わされ、後輪を駆動する。さらに、車体はアルミニウムとカーボンファイバーの複合素材を採用し、大幅な軽量化が可能になった。
“Super-Handling All-Wheel Drive(SH-AWD)”と呼ばれる3モーターのハイブリッド・システムを採用し、4輪を駆動制御する。スペックは明らかではないが、システム合計の最高出力は「550馬力以上」だそうだ。
新型NSXは、米オハイオ州に新設された「パフォーマンス・マニュファクチュアリング・センター」で、熟練した従業員によって秋には生産が立ち上がり、最初の納車は今年後半になる予定だだ。価格は15万ドル(1,800万円)台となる。
参照元:Autoblog
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