笑顔をくれる3Dアート@マレーシアの路上

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未定 詳細なし

「何か面白いことないかな」と街に繰り出しても、ネタにできるようなことはしょっちゅう転がっているわけではない。ところがマレーシアのとある裏通りに、思わず写メを撮りたくなるような場所があるのだ。向けたレンズの先には「壁画」と「自転車、椅子、バイク」が組み合わさった3Dアートが広がっている。

3Dアートの舞台は、ペナン州のアルメニアン・ストリート(らしい)。探し出すのは困難と思われる。ただ探し出すだけの価値はあるはずだ。例えば、壁に設置された本物の自転車に乗っているように描かれている姉弟。この風景に“割り込もう”とする人たちは十人十色だ。自転車に追いすがる人。うまくはねられる人。ちょこんと座るのは可愛らしい女の子。3人乗りを実践する人。

もはや風景とは関係なしにジャンプする人も含めて、笑っている人ばかり。そうでなくとも、例外なく楽しそうだ。大袈裟な言い方なのは承知しているが、ユニークな芸術は皆をしあわせにしてくれているよう。

訪れるならば、友人や家族と出かけた方がいいだろう。アートと自分が“同化”しているかを確認できるのだから。自分の顔を自分で見ることはできないが、何かしらのポーズをとって写真に収まっているあなた。きっと楽しそうにしていることだろう。

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