今やるべき事や、将来のためになすべきことに手を着けられずに後回しにしてしまう事は、誰しも心当たりがあると思います。その背景には人間の感情と関係が深いことがわかりました。そのカラクリを理解することで行動の改善が期待できます。ここでは問題先延ばしを回避するために5つの秘訣を紹介します。
1. 自分に正直でいる
先送りにする人は自分で自分に嘘をつく傾向にあります。自分の嘘をつく感覚を守るために、これは重要でないと、自分に言い聞かせるそうです。締め切りが迫ってくるプレッシャーに目を背けるのではなく、自分を信じプレッシャーに負けないで、仕事をできるだけ早く済ませるようにしましょう。
2. 概念に従わなくてよい
先送りをしてしまう人は時間の見積もりができない人が多いです。そして、この時間にやらなければいけない、などの概念に従ってしまって、よけいにストレスになり、問題を先送りにしてしまうのです。まづ、自分の頭が良く働く時間帯を知りましょう。もしも、あなたが夜型人間で深夜1時に脳が活発しているのなら、無理に睡眠を取って、翌朝に問題を解決する概念は捨ててください。問題は解決できる時に解決することです。
3. サポートを得る
問題解決が難しければ難しいほど、他にサポートを早い時点で得るべきです。自分で、ああだこうだと悩んでいるだけでストレスになるばかりで、先送りにしがちです。自分の専門領域でなければ、それに強い専門家や友人に聞くか、本またはウェブサイトで検索すると良いでしょう。
4. 期限を決める
優先順位や期限を定めることも重要となります。やるべきこと一つ一つに順番と期限を定めるようにしましょう。それをもとに行動すれば、だらだらして後回しを繰り返すなんてことは防ぐことができます。ここで重要なのが一度決めた優先順位や期限は出来るだけ変更しないようにすることです。 期限をカレンダーに書いたり、自分にメールを送ったり、締め切りまでに3回アラームを設定したりとリマインダーの方法は数多くあります。
5. 結果を知る
物事を先延ばしにしてしまう人は、現在のことしか考えていないことが原因にあります。今しなくていいや、と考えて後回しにしてしまいます。しかし、それでは後でやるべきことが多くなり、それで困ってしまうのです。後回しにする事は、結局は自分を追い込んでしまうことになるのです。先延ばしはマイナスの結果しかもたらさないので、後でどうなるかを考えれば今すぐに行動しようと思うようになるでしょう。
問題を延ばす行動は、後々問題が溜まりストレスとなり、人間関係や仕事、健康面での問題をも引き起こしてしまう可能性があります。問題を先延ばしにする行動はどうにか回避したいものですね。
参照元:Lifehack