繊細で複雑な機能を持つ人間の脳だが、案外たやすく騙すことができる。簡単なトリックで場合によっては痛みを軽減したり、ハッピーになったりすることができる。今回は役立つ9つの方法を紹介しよう。
1.注射の痛みには打つときに咳をする
注射の針が刺さる瞬間に咳をしてみよう。ドイツの研究で、20人中19人が痛くなかったという結果が出ている。
2.モテたいなら香水を
容姿の良い男性より、香水を使った男性の方が女性に評価される実験結果がある。その理由は良い香りが自信につながり、魅力的な態度になるからだ。
3.金欠時は欲しいものに触れない
人間の心理上、好きなものに触ることで余計に欲しくなることを販売側は知っている。だからこそ試着や試運転をさせるのだ。お金がないときは欲しいものに触れてはならない。
4.暗闇で目を効かすなら、片目を覆う。
眼帯や手で片目を覆って暗さに慣れておくことで、脳を騙せる。昔の海賊が眼帯をしている理由もそこにある。
5.気が短い人は利き手を封じよ
すぐキレてしまう自制心の足りない人は、食事やドアの開閉などちょっとしたことを利き手でない方でしてみよう。最初は辛いが、不器用な作業を2週間続けるだけで自制心が鍛えられる。
6.勝ちたいときは、赤
多くの霊長類が交尾をするとき体の一部が紅潮するのは、支配や攻撃のサインである。霊長類である人間も「赤」に影響されておかしくない。スポーツでも赤を身につけた選手の方が勝率が高いのだ。
7.コーヒー×仮眠=パワー全開
カフェインの効果が出るまでには15分ほど時間がかかる。つまりコーヒーを飲んで15分眠ると、目覚めスッキリで復活できる。
8.暴言に鎮痛効果アリ
悪態をつくと、心拍数や痛みへの耐性やが上がる実験結果がある。だが、普段から暴言を吐く人はあまり効果が得られないんだとか。
9.心配なときは親指に息を吹く
ストレスを感じたり、不安なことがあるときは親指の腹にゆっくり息を吹きかけよう。心拍数を下げ、深く息を吸うことで神経系に落ち着きを取り戻せる。
以上が9つのトリックでした。うまく使えばたやすく脳を騙せそう。使える場面に遭遇したときは、騙されたと思って一度試してみては?
参照元:mentalfloss