気づけば秋も終わり、部屋の中がひんやりとする季節がやってきた。胎内回帰願望ではないが、なんとなく「巣ごもり」する鳥の気持ちがわかる。気持ちよさそうで一度はやってみたい人も多いはずだ。
鳥の巣に身を置くという発想
大人の身長ほどの直径の巣にエッグクッションがごろごろとある様はなかなかのインパクトだ。装飾性はもちろん魅惑的であるのだが、実際に身をうずめてみるとその快適さが予想をはるかに超えることに気ずく。
それもそのはず、人間工学のアルゴリズムを最大限考慮し、最高に座り心地よくなるように設計されているのだ。体の一部ではないが、あたかも自分と一体化しているような感覚を持つ、これぞ人間の営巣本能なのかもしれない。
そして鳥の巣というのは、まさにそれを具現化するような場所の代表格のようでもある。
自宅という巣に戻り、さらに帰巣を刺激するような「Giant Birdsnest(巨大な鳥の巣)」は、1日の疲れを忘れるために必要な本能なのかもしれない。食事の後、一緒に暮らす誰かとのダラダラした時間、ゆっくりと本を読む…ベッドは必要なくなるかもしれない。
ちなみに普段はスーパーで売っているあの卵ではあるが、どうやらイースターようにカラフルなバージョンもあるようである。
参照元:Giant Birdsnest
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