フォードモーターのモータースポーツ部門「フォードレーシング」はラスベガスで開催された「SEMAショー14」において、新型「フォードマスタング」のカスタマイズカー「キングコブラ(King Cobra)」を初披露しました。
カスタムメイド・ムスタングだらけのSEMAショー
今年で誕生50周年を迎える「フォードマスタング」。ラスベガスのコンペンションセンターで開かれた「SEMAショー14」では、1800平方メートル超のエリアを確保して、数々のチューナーが手掛けた10数台のカスタマイズマスタングを出展した。その中の一台がご紹介する「キンングコブラ」だ。
ボディにヘビ革のモチーフ
まず、ボディには、全体にヘビ革をモチーフにした加工を施し、ボンネットにはキングコブラのデカールが装着されている。
これだけでも前を行くクルマのドライバーをビビらせることもできるが、中身もその名に恥じない内容で、5.0LのV型8気筒エンジンにフォードレーシングとROUSHパフォーマンス社が共同で開発したスーパーチャージャーが装着され、その出力は600hp。
強化ハーフシャフト、高性能サブフレームキットからなる「ドラック・パック」、ローダウンスプリング、専用ダンパー、スタビライザーバーキットからなる「ハンドリング・パック」を装着している。幅広のドラッグ用タイヤ(スリック)装着で、四分の一マイルを10秒97で加速できる。
エコも台無し・・・
SEMAショーでは他に、新型マスタングが搭載する2.3L「エコブースト」4気筒エンジン車も出品されており、「Full-Rase Motorsport」といチューナーは、ノーマルの310hpを500hpにするキットを発表。その名も「FrekoBoost(熱狂ブースト)」というから、もう「エコ」は関係ないみたいだ。
参照元:Autoweek
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