意外と見過ごされがちだが、丈夫な歯を維持するのは健康の基本である。歯が痛くなってしまい、食事がうまくとれなかったことがある人も、一旦治療をしてしまえばそこで忘れがちである。
だからこそ、普段の食生活の中で意識して摂りたいのがこんな食材だ。もちろん毎日の歯みがきの習慣と併せて気をつけよう。
日々の積み重ねが健康的な歯をつくる
1.干しぶどう
食べ物の糖がバクテリアなどの「餌」となり歯の表面を溶かしてしまう虫歯の原因であることはよく知られている。だが干しぶどうに含まれる糖はなんとバクテリアを殺すのだ。
2.クランベリー
クランベリーにはワインなどでおなじみの殺菌作用があると言われているポリフェノールが含まれています。これが最近のかたまりである歯垢の蓄積を防ぎます。ただし他のフルーツ同様に果糖を多く含むので、食べ過ぎには注意。
3.紅茶
クランベリー同様にポリフェノールを含むので1日に2〜3杯飲むと効果が期待できるという。さらに口臭の予防になるという研究結果もあるとのこと。
4.チーズ
良質の動物性たんぱく質に富んだチーズは、骨や筋肉を組成する源となる。摂取することで体の基礎となる健康な歯や歯茎をつくることにつながっていく。さらにバクテリアが繁殖しにくい弱酸性の口内環境をつくるので、食後に歯がみがけない時のおやつにチョイスしたい。
5.りんご
さまざまな栄養素だけでなく、GI値が低く食物繊維をたくさん含むためダイエットでも重宝されるがりんご。さらに「りんごを噛む」ということで歯の表面が清潔に保たれるという効果が期待される。噛めば噛むほどバクテリアが流されるので歯垢を構築しにくくなる。
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