MFジェラードがリバプール退団へ…プレミアの好敵手や「ヒルズボロの悲劇」被害者が語る

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リバプールFC一筋で、世界最高のサッカー選手の一人に登りつめた男が大きな決断をしました。

元イングランド代表MF、スティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)は1月2日、1998年から在籍するトップチームを今シーズン限りで退団すると発表。退団について、ジェラード本人は「自分の人生で最もきつい決断だった」と述べています。

リバプール市がある英国マージーサイド州で生まれ、下部組織からトップチームまでリバプールの為にプレーし続けたジェラード。世界最高峰のイングランドプレミアリーグで494試合に出場し、中盤の選手ながら116得点・92アシストという驚異的な数字を叩き出し、キャプテンとしてチームを牽引してきました。

リバプールの下部組織で育った若手、奮起なるか。

「ジェラードは、リバプールという街にとって、ただのサッカー選手ではありません」と述べたのは、多くのサポーターが命を落とした「ヒルズボロの悲劇」の被害者家族会会長。

プレミアで共に一時代を築いた元フランス代表FWアンリも、ジェラード退団の報を受けて、「彼こそがリバプール」とコメントを出しています。

欧州チャンピオンズリーグやFAカップのトロフィーは手にしたジェラードですが、プレミア優勝とは縁が無いまま。今シーズンのリバプールは、ウルグアイ代表FWスアレスを失った影響もあり、第20節終了時点で8位。

主将の退団決定が、リバプールの下部組織で育ったDFジョン・フラナガンら若手の闘志に火をつけ、成績が上向くかどうかに注目です。

参照元:LFC XTRA

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