日本の最新の研究で片足立ちで20秒以上バランスを保てない人は脳卒中および認知症に繋がる脳の変化が見られることが分かりました。
実験で片足立ちのポーズを20秒保つことができなかった人は認知機能に関するテストでも低い得点を記録し、研究者は高齢者や高いBMIの数値を持つ人々がバランステストで悪い結果だったと伝えています。
これはつまり、加齢や肥満が脳卒中や認知症の危険因子であることを示唆しています。
これまでの研究で、脳内の小血管の疾患はバランス感覚を含む移動性に関する重要な白質が損なわれる可能性があることが分かっています。主に高血圧が原因の場合が多いようです。
20秒テストはあくまで簡易的なもの
しかし多くの原因がバランスに影響を与えるのでこのテストだけで脳内の状態を知ることができるわけではありません。「このテストはわずかな神経障害を見つけることができるかもしれないが、脳卒中やその他の特定の問題を見つけるのには向いていない。」と別の専門家はコメントしています。
心配な方は1年に2回、血圧を測るように心がけましょう。数値が140/90 mmHg以上の血圧を持っている方は医者に相談し正常な数値を取り戻すため、相談をしましょう。しかし、急激なバランス感覚の変化が起きた場合は、同じく医者に相談行くことを専門家は推奨しています。
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