カメラ・ドローンで空中から撮影した映像がグラグラと揺れないのは、ジンバル(Gimbal)と呼ばれるスタビライザーが付いているからだ。
回転するローターを内蔵した装置ジンバルには、どんな揺れにもかかわらず、カメラをいつでも水平(あるいは設定された一定の位置)に保つ機能がある。
カメラ・ドローンの有名メーカーDJIは、このジンバルを手で持って使えるようにし、それを取り付けた4Kビデオカメラのプロトタイプを最近発表した。
歩きながら撮影しても画面が揺れない
歩いたり走ったりしながらビデオを撮ると、どうしてもレンズの向きが不安定になるので、画面が忙しなくガクガクと動いてしまう。
だが、このジンバル付きカメラならそれがない。持った手の動きや体の動きにかかわらずカメラが一定の向きを保つので、映画のシーンと同じスムーズな映像が撮れるのだ。
スマホをファインダー代わりに使える
現在発表されているプロトタイプでは、スマホをファインダー代わりに使える仕様になっている。スマホの比較的大きな画面で映像を確認できるのは嬉しい。
DJI社はこのプロトタイプにさらに改良を加える予定。最終的な販売予定価格はまだ分かっていない。
参照元:Engadget
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