ランボルギーニは1月21日、2015年からFIA-GT3に投入するニューマシン、「ウラカンGT3」を公開した。
ウラカンGT3は、ランボルギーニ・ウラカンをベースに、世界各地で開催されているFIA-GT3規定に適合した市販レーシングカーとして、それまでの「ガヤルド」に変わる市販レーシングカーとして開発された。
ダラーラと共に開発される初の自社制作マシン
ブランパンGT3シリーズやスーパーGT300クラス等、世界中のレースで採用される市販レーシングカーを用いるFIA-GT3規格は、コストキャップが定められ多くのユーザーを抱えており、メーカーから委託を受けたチューナーにより多くのGT3カーが販売されている。
このウラカンGT3は、ランボルギーニが完全に自社で製作することになる初のGT3カーで、レーシングカーコンストラクターのダラーラ・アウトモビリとの協力で製作される。
グリーンのカラーリングがカッコイイ!
ダラーラとともに開発された前後フェンダーや、リヤディフューザーなどを装着したボディに、インドネシアの石油企業、プルタミナのロゴが付けられたグリーンのカラーリングで登場したウラカンGT3はアルミ/カーボン製のシャシーで重量は1239kg。V10エンジンに6速ギアボックスを装備する。
間もなく実戦へ投入
ウラカンGT3は、2015年のスパ24時間をはじめとする、ブランパンGT3シリーズに参戦するグレッサー・レーシングに採用され、2016年には北米やアジアなど、世界中のレーシングチームに販売される。
価格は369,000ユーロ(約5,000万円)とされ、日本ではスーパーGT300クラスにも登場が期待されている。
参照元:Carmag
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