前回ご紹介した4つの食品に引き続き、体臭の原因となる食べ物の残り6つをご紹介しよう。
5.アブラナ科の野菜（ブロッコリー、キャベツ、芽キャベツなど）
これら硫黄と抗酸化物質がたくさん入った野菜は、体から毒素と発がん性物質を抜いてくれるものの、臭いおならの原因にもなる。
脱臭：アブラナ科の野菜は健康に不可欠なので、外出のない日はしっかり食べよう。調理前の湯通し、コリアンダーやターメリックなどのスパイスも匂いを中和してくれる。
6.タマネギ
タマネギの匂いを消すのはなかなか大変。タマネギの油が消化後に血管に入り、それが肺に滲み出し、口から息として排出される。
脱臭：生で食べるよりも、余分な油をふき取ってからソテーにしてみては。
7.食物繊維
食物繊維の豊富な食べ物は体に満腹感と、活力感を与えてくれる。しかし一日に5グラム以上（特にワークアウトの前）摂取すると、匂いの原因となってしまう。汗だけでなく、おならのガスでお腹が膨張する原因にも。
脱臭：水をしっかり飲もう。綺麗でいい匂いの肌を保つだけではなく、臭いおならの防止にもなる。
8.フェヌグリーク
中東料理でよく使用されるフェヌグリークも体臭につながり、ソレトンと呼ばれる物質がその匂いの元。
脱臭：フェヌグリークが好きで好きでたまらないのであれば、食べた後にベーキングソーダとレモンジュースのミックスを、体臭のする場所に振りかけて殺菌。
9.ドリアン
言わずと知れたフルーツの王様ドリアン。イガイガの皮に包まれた果実には炭水化物、たんぱく質、脂肪、硫黄合成物が含まれ、それらすべてがあの強烈な匂いの原因となっている。料理人アンソニー・ボーディンの名言「ドリアンを食べた後の口臭は、お婆ちゃんとのディープキスの味。」
脱臭：現在科学の世界では匂いのないドリアンを開発中なので、それができるまで待つべし。
10.コーヒー
多くの女性にとって、コーヒーを飲んだすぐ後の男とのキスはノーサンキュー。カフェインは中枢神経を刺激し、それが汗腺を活発にする。コーヒーは非常に酸性が強く、口をすぐに乾かしてしまうのだ。唾が足らないと口の中にバクテリアが繁殖し、それが口臭につながるというわけ。
脱臭：コーヒーの代わりにカフェイン抜きのハーブティーを試してみては。ヘルシーかつ、口臭予防となる。
以上が、体臭の原因となる10の食べ物である。もう「スメハラ野朗」なんて言われないためにも、前編で紹介した食品と共に生活のヒントにしていただきたい。
前編の記事はこちら
