マルタ共和国のアンフィコーチ社の水陸両用バス「GTS-1」を紹介する映像をご紹介しましょう。水陸両用車を使用する観光ツアーは「ダックツアー」と呼ばれ、世界中の観光地で様々な水陸両用車が活躍しています。
アンフィコーチ社のGTS-1は、50名乗りのキャビンに大型LCDスクリーンモニターやDVDプレイヤーなどを装備し、リムジンバスのような快適な移動空間を目指 しました。
陸上も水上も自由自在
映像では走行状態からスピードを落とさずに着水し、そのままのスピードで水上を推進する同車の様子を映し出しています。そして水上では自由自在な操縦性を示し、モーターボート顔負けの旋回を繰り返しています。
後半の映像では、すでに採用しているツアー会社のGTS-1が街中(映像のタイトルからして、ここはブタペストなのでしょうか?)を走行している様子が映されており、大きさも走行の状態も通常のバスのようで違和感はなさそうです。
潜水艦?気分も味わえる
GTS-1のメカニズムとしては、推進状態になるとタイヤが自動的に格納。ボディには軽量・高剛 性な船舶用アルミを採用し、淡水・海水を問わずジェットポンプによる推進システムを用いて、最大8ノット(約15km/h) での航行を可能にしています。
また、潜水艦のように屋根付近まで潜航できるそうです。動力としては、2種類の直噴ターボディーゼルエンジンを搭載。駆動方式は2WDと4WDの2種類で、ユーロ5に適合する排出ガス性能と、EU基準に合致する安全性能も兼ね備えます。
水の都の観光には是非、ご利用下さい。
水陸両用バスというと、どちらかと言うとボートにタイヤが付いた様な、異様なデザインのものが多いのですが、このアンフィコーチ社の水陸両用バスGTS-1は、デザインも通常の大型バスと大差ないのが特徴で、これなら乗ってみたいと思われるのでは?
ハンガリーのブタペストや、オランダアムステルダムの観光ツアーの定番みたいですよ。
参照元:Amphicoach