アストンマーチンから2015年中に発売予定の、世界限定100台という「ヴァンテージ GT3スペシャルエディション」を発表しました。これは 3月5日から始まる国際オートショー「ジュネーブ国際モーターショー」でのワールドプレミアを予告するものです。
すでに1月には 一枚のイメージイラストとティーザー動画が配信されていて、今回はその詳細が明らかにされたわけです。
ヴァンテージ史上もっともハードコア
ヴァンテージ GT3スペシャルエディションは、現行アストンマーチンのラインナップ中でも、もっともコンパクトかつスポーティな、サーキット直系のハードコアモデルで、世界中のGTレースで活躍するマシンのベース車用としても知られる「ヴァンテージ」シリーズをベースに軽量化を図り、サーキット走行に対応させた。ベース車両となったのは「V12ヴァンテージ S」とされる。
100㎏のダイエット成功
ヴァンテージ GT3スペシャルエディションのエクステリアはサーキット走行を考慮したエアロパーツを装備、大きく張り出したカーボンファイバー・フロントウイング、ボンネット、ドアケーシング、カーボンファイバー・ルーフ、そして、軽量ポリカーボネート・リアウインドー、リアクォーター・ウインドーなど、可能な限りの軽量化を目指したという。
その結果ヴァンテージ GT3スペシャルエディションの車重はベースとなった「V12 ヴァンテージS」よりも100kg軽量化された1565kgを実現している。
もちろん、見かけだけではない
フロントに搭載されるエンジンは「V12 ヴァンテージS」の最高出力573PSに対しマグネシウム・インテーク・マニホールド、軽量マグネシウム・トルクチューブ、センター出しのフルチタン・エグゾースト・システムなどの採用により 、600PSに引き上げられている。トランスミッションには7段シーケンシャル「スポーツシフトIII」が組み合わされる。
詳しくはこちらのアストンマーチン公式サイトでご確認下さい。
参照元:Autoblog