2014年より前にMacBook Proを購入したはいいが動画の問題などに悩まされてきたユーザに朗報だ。
無償のリペアエクステンションプログラム
1年以上に渡り多くの問題の報告を受けてきたAppleだが、動画・画像の歪みや乱れ、画面非表示、突然の再起動などの症状がみられるMacBook Proのユーザに対して無償修理プログラムを開始すると発表した。
Retinaディスプレイモデル(初期2世代)を含む15インチもしくは17インチのMacBook Proを2011年初期から2013年後期の間に購入したユーザは、保証期間外であっても本プログラムを利用することができる。該当モデルのユーザはこの機会にまずは手持ちのMacBook Proを検査してもらうのが一番だろう。
アメリカ・カナダでは2月20日からの受け付け、そしてその他の国ではその1週間後の2月27日からの受け付けとなっている。
ちなみに、Appleの正規サービスプロバイダを通じて自費で修理を行ったユーザには返金のアレンジも可能だ。該当ユーザには順次連絡をしているとのことだが、まだ連絡を受けていないユーザはAppleまで一度コンタクトをとってみよう。
過去にも、グラフィックプロセッサの問題、ディスプレイの問題、バッテリの問題、ノイズの問題などが発生しており、ユーザにとって決して快適とはいえないMacBook Pro体験となっている。
Appleには、問題が起きる都度無償プログラムを提供することでユーザを問題が解決されたという気分にさせるのではなく、問題がない(あるいは少ない)ユーザに信頼してもらえるモデルを開発することにぜひ注力してもらいたいものだ。
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