カラー電子インクを採用した最新型のスマートウォッチ「Pebble Time」は、クラウドファンディングサイトKickstarter上で資金調達開始からなんと17分後には目的額として掲げていた50万米ドルを超え、半日後には650万米ドル、そして1日経過後には1000万米ドルを超え、今なお増え続けている。
開始から半日でKickstarter上で最も多く資金を調達したプロジェクトの上位5位に躍り出る
Pebble Time以外で上位5位にランクインしているのは、OUYAゲーミングコンソール(850万米ドル)、The OatmealのExploding Kittensカードゲーム(870万米ドル)、オリジナルのPebble(1020万米ドル)、そしてCoolestクーラー(1320万米ドル)だ。
だがこれらのプロジェクトはおよそ1ヶ月の調達期間で上記の資金を集めている。このことからもPebble Timeが半日で650万米ドルを調達したのが驚きのスピードだということが分かる。
Pebbleが同クラウドファンディングサイト上で続けて成功をおさめているため周囲ではある論争が勃発している。Pebbleは今や名のとおったブランドだ。まだクラウドファンディングサイトに頼らなければならないのか、ということだ。
EngadgetのDaniel Cooper氏は、「Bill Gatesや、Mark Cuban、それにWarren Buffettらが路上で物乞いをしているようなものだ」と 論じている。クラウドファンディングを受けられるプロジェクトか否かはその線引きが非常に難しい。
今後はクラウドファンディングサイト上で何らかの形で資金調達を受けるための資格を細かく提示する動きも出てくるかもしれない。いずれにしてもPebble Timeの資金調達は終了まで残り29日。この金額、いったいどの程度まで増えるのか要注目だ。
参照元:Tech Crunch, Kickstarter