Googleは今週初め、新たに子供向けのYouTube Kidsをローンチした。Googleは地図、Gmail、翻訳ツール、それにYouTubeと、すでに人々がよく知っていて、よく使っている多くのサービスを提供している。
だが、誰もが知っているそれらのサービスの影に隠れてしまっている、実は便利だったり、かなりハマってしまうアプリも数多く存在している。そんなほとんどの人が知らない11のGoogleアプリをご紹介。
1. Google Play Sound Search
Androidのみ対応のこのアプリ、例えばショッピングモール内で流れている曲。「あ、この曲いいな」と思ったら、すぐにその場で検索。Google Playにリンクして曲名や歌手の情報を教えてくれる。
2. Primer
2014年10月にローンチされたAndroidとiOS対応のこのPrimer、スタートアップの手助けをしてくれるアプリだ。マーケティングで使えるコンテンツや、いかにしてメディアで取り上げてもらうかなどのヒントがいっぱい。スタートアップにマーケティングの手ほどきをしてくれる。
3. Google Authenticator
AndroidとiOS向けの2段階認証のアプリだ。ユーザ名とパスワードを入力した上6~8桁のパスコードが必要となる。ハッキング対策アプリだ。
4. Google Gesture Search
2010年にローンチされたこのアプリはAndroidのみ対応。数字や文字をディスプレイ画面上に指で描くだけで、自分の使っているデバイス上のアプリ、設定、コンタクト、ブックマークなどを探すことができる。
5. Photo Sphere Camera
iOS対応のスタンドアローン型アプリで、360度の高画質パノラマ写真を撮ってGoogle Maps上で公開したり、他のユーザが投稿した写真を見ることができる。
6. Google Opinion Rewards
Android向けのこのアプリ、簡単なアンケートに答えることでユーザはクレジットを獲得でき、そのクレジットをGoogle Play上で使用することができる。自分についての質問にいくつか答えれば、Googleから週に1度程度アンケートが届く。アンケート1回につきおよそ1ドルのクレジットを獲得できる。
7. Google Classroom
Google Apps for Educationのアカウントを持っている企業向けのアプリだ。教師が生徒と授業内容や課題をシェアできる「ペーパーレス」なハブを構築してくれる。AndroidとiOS対応のこのアプリは、SNS的な役割も果たし、このハブ上で教師と生徒がシェアした課題などのコンテンツについてやり取りを行うことも可能だ。
8. Field Trip
AndroidとiOS対応のField Tripは、自分の近くで興味深いことや場所があれば、カードがポップアップして住所や電話番号などを知らせてくれる。
9. Intersection Explorer
Androidのみ対応。ここ最近はアップデートされていないようで、現在もGoogleがサポートしているのかどうかは不明。もともとは視覚障害を持つ人用につくられたアプリで、ディスプレイ上の地図上で指を動かすと、街の道路や十字路などのレイアウトをボイス化して教えてくれる。
10. Ingress
GPS機能を使って遊ぶ拡張現実のMORPGだ。名所や記念碑などといった公の場の建造物があるところ、ポータルを開設する。いわゆる陣取りゲームだ。
11. Big Web Quiz for Chromecast
GoogleのKnowledge Graphから抽出されたクイズを、Chromecastを通じてテレビに映し出して家族や友達と一緒に楽しめるというアプリ。AndroidとiOS対応となっている。
市場では激しいアプリ開発戦争が繰り広げられている。便利・お楽しみアプリが無料で手に入ることも多い。ユーザにとってはなんとも嬉しい傾向だ。
まだまだ便利なアプリが潜んでいる可能性は大。時間があるときに一度じっくりGoogleアプリ検索をしてみたら「隠れ有能アプリ」が見つかるかも。
参照元: VentureBeat