最近部下の奔放ぶりに悩んでいる中間管理職が多いと聞く。「ゆとり教育」世代も今や社会人となっており、バブル世代の上司との価値観の違いや常識の違いから、ストレスを抱えてしまっているのだ。
嫌われる勇気を持つ
そのような上司たちは、総じて嫌われることを恐れる傾向がある。もちろん、会社だけではなく様々な場で「嫌われる」ことを恐れて行動を起こせない人が多いようだ。
しかし、人間の世界では度々「常人が損をする」事がある。芸能人やスポーツ選手は、常人離れしていることが要求される世界で、嫌われることを厭わず前に前に行くことが要求される。将棋の世界では狂気がなければプロになれないと言われるほどだ。
「嫌われる勇気」は「自由とは他人に嫌われることである」と定義づけ、日常生活において嫌われることがいかに重要であることを説いている。
理論のベースになっているのは世界的に有名なアルフレッド・アドラーの心理学で、非常にためになると評判だ。特に、対人関係に悩む人や、会社での人間関係に悩んでいる人々に絶大な支持を受けている。一度見る価値はあると思われる。
参照元:嫌われる勇気(Amazon)
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