BittorrentのクラウドプラットフォームともいえるSync Toolはこれまでベータテストが行われてきたが、ついにテスト終了後のバージョンがローンチされることになった。同時にビジネスバージョンとしてSync Proもローンチされる。
Sync 2.0、多くの新機能を搭載して登場
ユーザのPC上に保存されたフォルダをウェブリンクを通じて共有できるのはもちろん他にも様々な機能やサービスが採用されている。以下は新たに追加・改善された機能やサービスの一部だ。
・PC、スマートフォン、タブレットなど全てのデバイスを一つのアカウント内でリンク
・リンクされたデバイス間でのフォルダーの共有
・自分のフォルダへのアクセスの許可
・必要なフォルダのみ同期
・フォルダの管理(特定のフォルダの同期を一時停止するなど)
・Sync Proライセンスの提供(最大50のライセンスを購入し、社内共有が可能)
・カスタマーサポートの改善
Proバージョンでは、リンク済みのデバイス内の全てのフォルダにアクセスすることができ、同僚を同期状態のままで特定のフォルダの「オーナー」に指定することも可能だ。これでわざわざ毎回情報をアップデートして保存せずとも最新の情報をリアルタイムにシェアすることができる。
Proバージョンは1ユーザにつき年間39.99米ドルの費用がかかるが、30日間の無料トライアルがあるのでまずはトライすることもできるので良心的といえば良心的だろう。
これまではEメール、USBメモリ、そしてハードドライブなどを使って情報の共有を行ってきたが、今ではハード機器など必要ない。手持ちの情報をそのままその場でクリックひとつでシェアできる時代だ。セキュリティの問題などもあるが、便利になったのは言うまでもない。
一昔前(いや、二昔前か)は、フロッピーディスク、CDの時代だったのだから(今の子供はフロッピーディスクの存在を知らないらしい)。
参照元:engadget