アメリカの下着業界は現在300億ドル市場なのだそうで、もちろん男性だって毎日着ける下着のパンツには気を配りたいもの。しかし男友達に「ちょっと質問があるんだけど…」と聞くには恥ずかしい話題でもあると思うので、下着と健康についてよくある質問をエキスパート先生に聞いてみた。
同じパンツを2日続けてはくのは?
J. Scott Kasteler, M.Dによると、見た目が汚くないかぎり健康に害はないということ。しかし例外として切り傷やできものなどある場合、もしくは汗をよくかく場合はこまめにパンツは変えるべき。女性のようにカンジダを起こしにくい男性は、この点非常に楽をしている。
どのような繊維がいい?
いんきんたむしを防ぐためには、できるかぎり通気性がよくて、汗・湿度を吸うルーズなコットンの下着がよい。女性向けのコットン100%の可愛い下着なんて皆無に近いのに、男性用はコットンが主流。ここでも男性は楽をしている。
ボクサーとブリーフではどちらがいいのか?
ここでのディベートはファッションや履き心地ではなく、自分の精子をどれだけ大事にしたいかという点にある。子供を作りたい人には、あまりタイトでないボクサー着用がベター。精子は涼しいところでよく育ち、ブリーフだと環境が温かすぎるそうだ。
パンツなしで過ごしてもいい?
アメリカ人の4分の1は時々パンツを穿かず過ごしている。このスタイルはGoing Commando(コマンドー)と呼ばれ、語源は「いつでもReadyだぜ」ということらしい。運動中でも汗を吸う素材の服ならば穿かない方がいいということだが、スポーツジムで隣の人がパンツを穿いてないとか想像したくもない。
ということで、結果ずっと家ではパンツを穿かずに過ごすのが一番健康的だと言える。しかしながら少しでも外出をする場合には、どうしても気づかない間に汗ばんでしまうもの。ずっと家に閉じこもるニート君で無い限り、下着はいつも清潔なものを着けたほうがよさそうだ。
参照元:Greatist