毎年イギリスで世界一ビールを決定する大会が行われているのをご存知でしょうか?その名もWorld Beer Awards(ワールド・ビア・アワード)。ヨーロッパ、アメリカ、アジア、それぞれの予選で勝ち残ったビールが決勝ラウンドに進出、3地域のビールの中から世界一を決定します。参加するビールの数は500以上で、グローバルなビールのワールドカップです。
2011年、最高の賞である金賞を受賞したビールが「ヴァイエンステファン・ヴィタス(Weihenstephaner Vitus)」です。どこぞの格闘家のような名前ですが、世界のビール党が認めた世界一のビールなのです。
ヴァイエン・ステファン社の本社はドイツにあり、1300年の歴史を持つ現存最古の醸造所として知られるヴァイエン修道院でビールを製造しています。ドイツ激動の時代で伝統の味を守り続けてきたビール会社です。
ヴァイエンステファン・ヴィタス(Weihenstephaner Vitus)は小麦を50%~70%使用したヴァイツェンタイプ。香りはフルーティで、苦味がありません。アルコール度数は7.7度と高く味は濃厚です。皆さんが普段飲んでいるであろう日本の市販ビールとは違う濃厚さを持っているのです。
ドイツビールと言えば白ウインナーと併せて飲むことが定番ですが、こちらは非常に濃厚ですから日本料理にも合うビールなのです。濃厚と同時に高いアルコール濃度で一日の疲れも一気に吹き飛ばしてくれます。
ヴァイエンステファン・ヴィタス(Weihenstephaner Vitus)は日本でも人気で入手困難です。世界一のビールを口にしたとき、あなたの脳は幸福感で満たされるはずです。
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