人類が空を飛ぶ夢を叶えたスーツ!

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人類は空を飛ぼうと様々なものを考案してきた。飛行機、ヘリコプターからスティックで飛ぶ危険極まりない変なヘリコプター、パラグライダー、気球・・・など。
しかしそれはどれも人間の力で飛んでいるという感じはしなかっただろう。機械が人間を飛ばしてくれている感覚だった。人間が空を飛ぶ夢を叶えた男と言えば、私はスカイ・ハイに乗ったミル・マスカラスしか居ないと思っていたが、人間が空を飛ぶ夢を叶えるスーツが合ったのだ。その名も「ウイングスーツ(Wingsuit)」だ。

ムササビスーツとも呼ばれるウイングスーツは、手と足の間に布を張った滑空用特殊ジャンプスーツで、1990年中期にフランス人スカイダイバー・パトリック・デ・ガヤルドンによって考案された。
飛行している動画を見ると、本当にムササビのように人が飛んでいて感動する。時速は約160km出るという。飛行時間は約2分である。ミル・マスカラスより長い。もちろん爽快に飛行するためには訓練を要する。スカイダイビングで500回の経験または200回の経験プラスインストラクターの指導が必要だ。

このウイングスーツで世界最長飛行記録23.1kmを5分22秒で飛行したのが日本のフライヤー伊藤慎一で、同時に世界最高水平速度世界記録363km/hの記録も達成した。
人類が開発した空を飛ぶ道具の中で最も鳥類に近いウイングスーツ。スカイ・ハイな体験が味わえる。

 

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