北欧デンマーク、ノルウェー、スウェーデン最大の航空会社、スカンジナビア航空(SAS)は4月上旬、長距離路線で運航する「エアバスA330-300」の客室紹介に「Googleストリートビュー」サービスを導入した。
もしかしたら「私は今、機内の中にいる」錯覚に陥るかもしれません。画期的な取り組みであるストリートビューのバーチャルツアーにより、パソコン、スマートフォン、タブレットの画面を通じ、2月に一新されたばかりの、SAS保有機材の客室をすみずみまでチェックできるからです。
SASの客室は、エコノミークラスの「GO」、プレミアムエコノミークラスの「Plus」、ビジネスクラスの「Business」に分かれています。ストリートビューでは各クラスの座席配置が一目瞭然。エコノミーより贅沢なプレミアムエコノミーでゆったり過ごせるあなたをイメージできるはず。
また、イメージは客室にとどまらず、エントランスから入場するあなた、トイレを利用するあなたまで広がります。
航空会社の細かな仕掛けも把握できる。
ストリートビューでは細かな“違い”も把握できます。例えば床。ビジネスクラスではより暗く、控えめな色を採用しているのが分かります。
より重要な情報はストリートビューの中に紛れているアイコンをクリックすると確認できます。例えばWi-Fi。エコノミークラスは有料ですが、Plus以上になると無料になるとのこと。
ストリートビューのバーチャルツアーにより、快適な機内で過ごす自分を、圧倒的にイメージしやすくなります。飛行機の旅が待ち遠しくなる、新しい仕掛けとも言えるでしょう。SASは成田=コペンハーゲン線で運航しています。
参照元:SAS
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