ドイツの高級車メーカーのアウディは4月16日、コンセプトカーの「プロローグ・オールロード」の概要を明らかにしました。「カーアンドドライバー」からのニュースです。
プロローグシリーズ第三弾はクロスオーバーコンセプト
コンセプトカーの「プロローグ」シリーズはこれで第三弾。第一弾のプロローグは、大型の2ドアクーペ。第二弾のプロローグ・アバントは、「アバント」の名前が意味する通り、5ドアのステーションワゴンだった。
そして、第三弾のオールロードはクロスオーバー車になります。上海オートショーでデビューします。
724馬力のPHV
アウディとポルシェとの共同開発されるエンジンは、インゴルシュタット製のガソリン電気ハイブリッド。直噴4.0ℓV8エンジンとモーターを合わせたトータル出力は724hp、トルクは91.8kgmと、0-100km/h加速は3.5秒とされている。
バッテリーには14.1kWhのリチウムイオンバッテリーを採用し、モーターのみで最大54kmの走行が可能。燃費は41.7km/ℓ(欧州複合モード)となっている。
執事のようなコンセプト?
オールロードの全長は5130mmとなっており、現行モデルの「A6オールロード」よりも185mmも長いロングボディとなっていて、これが次期「A6」が大型化される暗示とされているところである。しかし、座席は4席である。
また、注目すべきは、スマートフォンでの操作で、自分の座席の調整、気候制御設定、音楽の好み、およびGPSルートを呼び出すことが可能で、「カーアンドドライバー」の執筆者は「執事のようなコンセプト」と称している。
参照元:Car and Driver
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