コーヒーは日本人の大好きな飲み物。スターバックスやタリーズなど、シアトル系と呼ばれるコーヒーショップは常に大混雑している。朝の目覚めから、食事のお供、午後の一息など、コーヒーを飲む場面は一日に何度も訪れる。今や国民的飲料と言ってもよいほどの存在である。
このコーヒーをシリコンバレー風にアレンジし、今話題となっているのが「防弾コーヒー(ブレットプルーフコーヒー)」だ。何やら物騒な名前がついているが、防弾コーヒーは正にエナジードリンクと同等、あるいはそれ以上に体に衝撃的な「良い」影響を与えるとされている。
なぜ防弾?考えたのはシリコンバレーの起業家
防弾コーヒーの考案者はシリコンバレーの起業家デーブ・アスプレーだ。彼曰く防弾とは「肉体と精神がストレスや心配から解放され、エネルギーに満ちあふれた状態」のことを言う。つまり、人間に襲いかかる様々なリスクファクターから我々を守ってくれるコーヒーというわけだ。
防弾コーヒーはダイエットに効果があり、脳の活性化にも効果があるとして日本でも密かにブームになりつつある。
IT技術の集積地として名高いシリコンバレーには、問題点にダイレクトに切り込み短時間で最大限の結果を出そうという文化がある。同様にこの防弾コーヒーにも、自己メンテナンスついて手軽かつ大きな効果が期待できるのだ。
意外にシンプル 防弾コーヒーの作り方
防弾コーヒーの作り方は意外にシンプル。必要なのはドリップされた新鮮なコーヒーにグラスフェッドバター。この2つだけだ。グラスフェッドバターとはココナッツミルクや牧草を餌に育てられた牛のバターのこと。この2つをミキサーで一気に撹拌すればそれだけで出来上がりとなる。
肝心の味の方はしつこくなくなめらかでさわやかな口当たり。クリームを入れたコーヒーよりも少しライトな味わいといえばピンとくるだろうか。
グラスフェッドバターには脂肪を排出したり、食欲を抑える効果があるためこれがコーヒーが本来持つ頭を覚醒させる効果と交じり合い、最高のパフォーマンスを発揮できるようになるというわけだ。
味だけでなく機能的な要素を加えることでコーヒーは更に進化した飲み物となる。まだまだ知らない人も多いこの防弾コーヒー。ぜひ一度試してみてはどうだろうか。飲んだ後には知人に自慢することも決して忘れないように。
参照元:GQ Japan