待ちに待ったApple Watchの発売が開始され、多くの人がApple Watchを手に取っては日々恍惚としていることでしょう。
Apple Watchは、いわゆるスタンダードバージョンのApple Watch、スポーティーなルックスのApple Watch Sport、そしてその価格設定で皆を驚かせた高級バージョンのApple Watch Editionの3モデル展開。
今回のApple Watchの販売を受けて、ディスプレイ画面の比較で知られるDisplayMateが早速Apple Watchシリーズのディスプレイ比較調査を行いました。
各モデルのOLEDディスプレイを比較、驚きの調査結果に
Apple Watchと高価なEditionモデルは、カラーがはっきり表示され画質もシャープで、ディスプレイにはサファイアクリスタルが採用されていて傷がつきにくい素晴らしい仕上がりです。
一方SportモデルにはサファイアクリスタルではなくIon-Xガラスが採用されています。でも最終的にはこれが調査結果を揺るがすことになりました。
値段に惑わされず、通常のガラスディスプレイの優秀さを見直そう
というのも、サファイアクリスタルは周辺の光をIon-Xの倍以上も反射してしまうため目にまぶしいディスプレイになってしまっているという訳です。
光の反射を防止するアンチグレアコーティングはどうか?傷がつきやすくなってしまうため、そもそもサファイアクリスタルを採用した意味がなくなってしまいます。
近い将来、光を反射しにくいサファイアクリスタルが登場し、スマートウォッチの新たな時代が訪れるでしょう。今のところは超頑強=サファイアクリスタルですが残念ながらグレアの問題は回避することはできません。
びっくりするほど高価だからといって最も良い機能やルックスを得られる訳ではないんですね。
まだApple Watchを手にしていないけれどもこれから購入を検討しようかなと思っていて、見やすく適度に頑丈なディスプレイを希望される方は、ウォータープルーフ・スクラッチプルーフ・グレアプルーフのSportモデルを選んで間違いないでしょう。
参照元:engadget