部屋全体がゲームの画面になったなら?それはもうゲームの世界にワープしたも同然だ!そんな夢のようなテクノロジーをMicrosoftが公開した。名前はズバリ「RoomAlive」。全く新しいプロジェクションマッピングツールなのだ。
コントローラーは自分の肉体
Kinectのセンサーによって部屋の広さや家具の配置を認識し、それに合わせてゲーム画面をマッピングするこのRoomAlive。例えばアクションゲームをするのであればキャラクターをコントローラーで操作するなどという作業は必要ない。
敵キャラクターはあなたの目の前に現れ、それを倒すのはあなた自身。そう、本当の意味で「あなた自身」だ。
こういうのは実際に目でみてもらった方が理解が早いと思うのでそのイメージは動画の方に譲るとしよう。とにかくRoomAliveは文字通り「既存の枠から飛び出した」新しい世界に私達を連れていってくれる。
ゲーム以外も可能性は広がる
現実的にはRoomAliveが一般家庭向けに普及するのにはかなりの時間が掛るだろう。それよりもまずはアトラクション施設や何かの訓練・教育施設、或いは広告などに利用されるのではないか。
ある空間に一歩足を踏み入れた瞬間、全くの別世界にワープしてしまうような感覚は体験した者の心に強烈なインパクトを与えることだろう。
筆者が子供の頃に夢のなかで描いた技術がどんどん実現していく現在。まだ1歳にも満たない我が子は将来どんなゲームで遊ぶのだろう…羨ましい…ま、一緒に遊ぶからいっか!
参照元:engadget
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