食べ物が欧米化し、加工食品や冷凍食品など、大量の食品添加物が入った食品を、摂取していませんか?これらの食生活は身体の機能低下を引き起こし、癌をはじめとする多くの現代病を招いています。正しい食べ物選びがとても重要です。ここでは癌に効く食べ物を10つ紹介します。
1. 緑茶
緑茶に含まれるカテキンは発癌物質を除去し予防する効果があります。習慣的に緑茶を飲用するとガンの再発や転移を抑えることができます。
お茶の中でも特に緑茶がガン予防に最も効果的で、水を飲む代わりに飲料水として緑茶を選ぶ習慣がガンの発生予防や再発予防の鍵となります。
2. オメガ3脂肪酸
オメガ3脂肪酸はサーモンなどの魚に含まれているDHAやEPA のことで、ヒトの体内でも生産されますが、生産量がわずかであるため、食事などから補う必要があります。
3. ぶどう
ぶどうは生活習慣病を引き起こす原因となる活性酸素を除去するポリフェノールを多く含んでいます。ぶどうの果実や葉に含まれる、ファイトアレキシンの一種であるレスベラトールにはがんを抑制する効果があると認められています。
4. アブラナ科の野菜
キャベツ、ブロッコリー、ケールなどのアブラナ科の野菜に含まれる辛味成分、イソチオシアン酸塩成分には体内の解毒酵素の働きや抗酸化力を高める効果が知られており、1日100グラム以上食べることはガン再発の予防に効果があります。
5. ニンニク
いま注目を集めているのはニンニクのガン予防効果です。ニンニクはガンになる危険性を少なくする効果がある最も重要な食物と報告されています。
アリシンは低温加熱されたり、オイルなどに溶けたりすると、DATSという成分を発生させるのですが、この成分がガン細胞の増殖を抑えて、正常な細胞に戻し、ガン細胞を消滅させる効果があることがわかったのです。
6. 葉酸
葉酸が豊富である食品はアボカド、アプリコット、カボチャ、緑の葉野菜、鶏の肝臓などです。葉酸は、特に大腸癌のリスクを低下させると言われています。
7. ベリー系の果物
ベリー類の持つ色素成分と抗酸化ビタミンが細胞のがん化を防ぐ作用があります。ベリー系の果物に含まれるアントシアニンには抗酸化作用があり、がんの予防に有効であることが、アメリカのイリノイ大学の研究によって明らかになりました。
8. きのこ類
キノコに含まれる多糖類は、免疫機能を高めて、がんの発生を抑える働きがあると考えられています。特にシメジに含まれる成分には、体内に発生した活性酸素を除去する抗酸化作用のほか、がん細胞の増殖を抑える作用もあることがわかりました。
9. ウコン
ウコンは、癌の広がりを停止することができる、クルクミンと呼ばれる化合物が含まれています。 また、強力な抗炎症剤を有し、抗酸化効果があります。ウコンの黄色がかった色味を出している成分は、着色料として使われていたり、ターメリックとしても知られています。
10. トマト
トマトにはβ-カロテン、リコピン、ビタミンC・E、セレン、食物繊維など、抗がん成分が豊富に入っています。特に注目すべき存在は、トマトの赤い色素成分リコピンです。
これらの癌に効く食べ物は、体の代謝を正常に整え、偏った栄養などを根本から変えるものです。誤った食事を見直し、今現在病気にかかっていなくても食事療法で健康な体を維持、または整えていきたいものですね。
参照元:NaturalON