「Tray Typer」は、ケンタッキーフライドチキン(以下KFC)のドイツで行なわれたキャンペーン。素手で豪快にフライドチキンを食らうのがデフォルトのファストフード店では、どうしても指先フリックのスマホは不向き。
食事時くらい我慢しろよと言いたいところだが、スマホが体の一部になってしまった人が多発する今の世の中らしい内容だ。
トレイに敷かれる紙の代わりにBluetoothキーボード
通常ファストフード店では、イートインの場合トレイペーパーの敷かれたトレイにミールが置かれるが、今回のキャンペーンではペーパーの代わりにTray Typerが。
赤を基盤にお店のイラストの描かれたこのポップな柄の薄型キーボードは、Bluetoothでスマホと同期してフライドチキンの脂まみれになった指でもタイピングが可能。スマホで常に何か文字をタイピングしている人でも、お昼にKFCというオプションが増えるということだ。
あまりの人気で全部パクられる
しっかりとした作りで何度も再利用が可能なはずのこのキーボードだったが、期間限定で用意されたキーボードはすべて客にお持ち帰りされたらしい。
日本でも昨年KFCのチキン型キーボードのキャンペーンがあったようだが、あれも海外ではかなり話題になっていたりするので、このTray Typerもじきにオークションサイトなどで高値で売買され始めるのでは。
ビジネスマンや大学生など、スマホやノート型パソコンを使って作業をしたい人が行く飲食店といえばやはりスターバックス。そういった環境やイメージのお陰だろうか、特にコーヒーを飲まない人ですらスタバでレモネードなど飲みつつ作業をしていたり…。
KFCも是非世界中でチキン&Bluetoothのイメージを定着させてみると、今までとは少し違った客層を得られ大ウケするのではないだろうか。
参照元:Consumerist
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