このところApple Watch、iMacやMacBookの新モデルと、Appleは留まることなく次から次へと新たな製品をリリースしている。そして去る17日、Appleはさらに同社サービスと製品についてのいくつかの気になる最新情報を発表した。
最大100万エーカーの中国の森林を保護
Appleは中国のWWF(世界自然保護基金)とパートナー提携し、最大100万エーカーの森林を保護していくと述べた。
Appleは自然保護や再生可能なエネルギーにも大きな関心を示しており、現在Appleが事業を運営する上で必要となるエネルギーの87%が再生可能なエネルギーだ。最終的な目標は100%という数字を達成することだという。
iPhone 6s、カメラは12メガピクセルでRAMは2GBか?
まだ噂の域ではあるが、(おそらくiPhone 6sと名づけられるであろう)次世代iPhoneには12メガピクセルカメラと2GBのRAMが搭載されるとか。他にも内部および外部のデザインが改善されるそうだ。
ディスプレイサイズは4.7インチと5.5インチで変更なしだが、5.5インチモデル(モデル名はiPhone 6s Plusとなる可能性大)はより頑強なサファイアガラスにアップグレード可能との話。
そして両サイズともにMacBook Proに採用されて話題の感圧タッチインプットが採用されると予想されている。
カラー面では、Apple Watchの高額モデルに採用されているローズゴールドがiPhone 6sにも登場するとか。
アーティストのためのソーシャルネットワーク、Beats Music
ミュージックストリーミングサービスとして新たに登場するBeats Musicには、アーティストだけが利用できるソーシャルネットワーク機能が設けられている。
Spotifyに似たサービスになるそうだが、アーティストらは音楽やコンサート情報などをシェアすることができる。投稿内容に「いいね」をしたり、コメントを残すこともできる。
Apple Maps、データサービスを大幅に改良中
Appleのシニア・ソフトウェア・エンジニアの求人案件から、AppleがMapsのオーバーホールを行うことが明らかになった。
この求人案件では、「データサービスをデザインできる人で、クリーンかつ拡張性を有する高性能のデータサービスを構築できる人を求む」とあり、全体的・大規模なオーバーホールになる模様だ。
※アップデート:21日、交通機関の乗換情報をMapsアプリに搭載することが情報筋の話から明らかになった。
初代HomeKitソフトウェア対応デバイス、6月に市場に登場
iOS搭載デバイスと家電などの「物体」をつなぐ機能を作成できるキットがHomeKit。HomeKitがあれば、iPhoneを使って自宅のドアを開け閉めしたり、電気の光をコントロールすることが可能に。
このHomeKitを利用するには、例えばiPhoneとは別に対応デバイスが必要となるのだが、そのリリースが遅れていた。だがようやく来月6月に登場するとの発表があった。
だが、HomeKitが公式にローンチされ実用化されるまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。
Apple Pay、Trader Joe’sでも利用可能に
ロス発のグロサリー・チェーンストアTrader Joe’sでもApple Payでの支払いが可能となる。同チェーンストア全店で同時に利用可能となる訳ではないらしいが、人気チェーンストアだけに全店への早期導入が期待される。
盛りだくさんのニュースアップデートで、Appleファンとしては胸いっぱいだ。
これらの最新情報の中でも群を抜いてAppleファンの注目を集めたのはiPhone 6sの情報だろう。ローズゴールドのiPhone 6sとApple Watchの高額ローズゴールドモデルは気持ちが昂るペアリングだ。
スマートフォンや音楽シーンだけではなく、レストラン、ショップ、そして自宅の家電にまでAppleの名が浸透しつつある。
Appleの快進撃はいつまで続くのか、どの分野まで展開していくのか、どれだけAppleファンを驚かせてくれるのか。今後ますますAppleから目が離せない。
参照元:AppleInsider