フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の発表によれば、この2016年型ACRは史上最速の公道走行可能な「バイパー」であるという。
ちなみに、ACRとは American Club Racerの略であり、それは旧バイパーにも存在し、その速さにより一躍バイパーを世界的なスーパーマシンへと押し上げたモデルです。 今回発表された価格は$117,895(約1400万円)。最新のスーパーカーとしては格安なのは確かです。
パワーは標準仕様のまま
残念なのは8.4リッターV型10気筒エンジンの仕様に変更がないこと。最高出力の645hpも2014年型「バイパー」に5hpプラスされただけ。その代わり、エアロダイナミクスのパッケージに力を入れている。
約285km/hの最高速度での走行時に1トン近くのダウンフォースを発生するという「ACRエクストリームエアロパッケージ」 は、カーボン製ツインエレメント・リアウイング、リアディフューザー、フロント・スプリッター・エクステンション、そして4つのカナードなどを揃えています。
しかしその他は、軽量化のため、手動式のシートと3個のスピーカー程度の装備です。
カスタマイズ・プログラム「1 of 1」付き
また、カスタマイズ・プログラム「1 of 1」がACRにも適用されるという。つまり、このバイパーは最速なだけでなく、カスタマイズの自由度も最高レベルなのだ。実車はデトロイトのコナーアベニュー組立工場で2015年の第3四半期に開始されます。
参照元:AUTOWEEK
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