5月21日にタイ・バンコクにおいてお披露目し、同日にタイ国内で発売したトヨタの小型ピックアップトラック「ハイラックス」。
日本国内では販売していないために馴染みが無くなってしまいましたが、 これまでに世界180以上の国/地域で累計1,600万台以上を販売するベストセラーカーで、タイは主力マーケットになります。Webサイト「カーマガジン」が伝えています。
SUV並みのタフさを求められるタイ王国
タイでは、森林地帯のぬかるみで荒れたオフロード、50℃超える暑さの砂漠地域、雨期には冠水してしまう生活道路など、様々な環境での使用状況を考慮して開発された新型ハイラックスのサスペンションは、アップグレードされたリーフスプリングとショックアブソーバー、新たに開発されたフレームとなっています。どうやら日本国内での使用状況とはかなり異なるようです。
主力は2.7Lディーゼル・・・多分
新開発の「1GD型」2,755ccのディーゼルエンジンと6速トランスミッションと組み合わされ、その他にも2.4Lディーゼルターボ、2.7L、4.0Lのガソリンエンジンも揃えていますが、トヨタのホームページ上では詳細は記載されていません。上記の2.7Lディーゼルが主力になるようです。
タフさだけではなく、スタイリッシュでなければ売れない
新型ハイラックスのフロントフェイスは厚みのある力強いバンパー部と、薄く一体感のあるアッパーグリル、LEDヘッドランプからなり、インテリアはスタイリッシュなインストルメントパネルと金属のアクセントが新しいダッシュボードとなっています。
さらに、タブレット風オーディオ、4WD切替えスイッチ、ラグジュアリーなシートの採用により、新しさと高級さを表現しています。
海外で人気の国産ピックアップトラック。国内でも乗れるといいのですが、各メーカーともその予定はないようです。
参照元:Car mag
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