今回は、金融テクノロジーがアフリカの現金経済を破壊するという話題について取り上げます。
そこまで、安心が重視されていないのでしょうか?
アフリカでは急速にモバイルウォレットが普及し、今や銀行口座を持たない人が大多数を占めています。
また、リバースイノベーションのちょうどイイ例としてケニアのM-PESAなどがあり、かなり前からアフリカではクロスボーダーのモバイル送金が進められております。
そもそも送金手数料がかなりお高いことから、ノウハウさえあればビジネスとして参入する余地が結構あるため、携帯会社を運営しながら金融業も兼ねるな~んてことができてしまうまでになりました。
ただ、アフリカ全体を見てみると発展途上国ばかりであるにもかかわらず、人件費がお高いなどの理由で事実上競争がありません。
なお、それに加えて現金経済ですらない地域もまだまだ多いので部族社会と個人福祉文化をちゃんとリサーチしてからでないとビジネスは絶対にウマくいきません。
ましてや、欧米文化圏とは全く異なる文化を持っているので、なめてかかるとエライ目に合うことも想定されるのではないでしょうか。
以上を踏まえて、確かにアフリカには可能性があります。しかしインフラがしっかり整備されていなければスタートアップが難しくなるのもまた事実だと思います。
参照元:TechCrunch Japan
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