最近では、食事療法よりもサプリメントで栄養不足を補うようにしている人が多くなってきています。しかし、毎日のサプリメントよりも、実際にある食材を口から取り入れることで健康により効果的だと知っていますか？サプリメントより勝る食材を3種紹介します。
1. ブロッコリー
ブロッコリーは、イソチオシアネートとスルフォラファンと呼ばれる成分がぎっしり詰まっています。これらはがん予防効果、ピロリ菌抑制効果があるとされています。このような成分を含むサプリメントも出回っていますが、ブロッコリー自体ほど強力ではありません。
また、ブロッコリーはβ-カロテンやビタミンB群、ビタミンC、Eを多く含むほか、カルシウムやカリウム、鉄などのミネラル、食物繊維も豊富で栄養的に優秀な食材です。
2. ビート
ビートは地中海沿岸が原産のアカザ科の多年草で、根の部分は赤く大カブのように肥大し、輪切りにすると年輪のようなきれいな輪紋があります。この真っ赤な野菜は、ほのかな甘みと特有の食感が特徴です。
ビートのもつ赤色色素ベタシアニンには強い抗酸化力があることから、ガン予防に効果があるといわれています。また、ビートにはオリゴ糖や食物繊維が含まれるため腸内環境を整える働きがあります。
他にもビートには肝機能を強化するベタインや、カリウムも含まれており、高血圧の予防にも効果的です。
3. 豆類
繊維のサプリメントは、便秘に効くことから非常に人気があります。 又、豆類には、食物繊維の他にも、サポニン、ポリフェノール等の機能性成分が多く含まれており、最近、これらの健康に及ぼす効果が注目されています。
日本人の食物繊維摂取量が必要量をかなり下回っている現状を考えると、多くの食品の中で最も効率的に食物繊維を摂取できるという豆類の特徴を活かして、毎日の食卓に豆料理を積極的に取り入れ、生活習慣病を予防しましょう。
サプリメントを飲むだけで健康になったり痩せたりする魔法のような商品は私も信じがたいです。本当に健康になりたければ、安易にサプリメントやビタミン剤に頼らずにバランスの良い食生活を心がけることが大事ですね。
参照元：Men’s Health
