もうすぐ来る夏に、旅行を考えている人も少なくないでしょう。ビーチに山に、海外にとアイデアは浮かぶでしょうが、こんな選択肢を用意しておくのもより素敵な思い出や体験を残す方法としてアリかもしれません。
迷わない人はいない?エキゾチックな街メキシコシティの別の顔
メキシコの首都、メキシコシティの北に位置するブエナビスタエリア。中心部に比べてはるかに自然ゆたかなこの地域に、2007年に完成した異様な建物があります。
大規模な図書館「ヴァスコンセロス」は、建築家アルベルト・カラチによって設計されたMegalibraryと呼ばれる巨大な図書館で、敷地面積は38,000平方メートルを誇るほどと見た目通り超巨大なメガサイズライブラリーです。
気になる内部は透明な壁で仕切られたいくつもの本棚がひしめき合うように並んでいて、訪れた者は文字通り本の世界をさまようことになるのだとか。
本を読む場所、知識を深める場所である図書館にいながらにして、建築家らの意匠と思想家たちの息吹を感じられるヴァスコンセロス。エキゾチックな「動的」イメージの強い街メキシコシティで、静かに、そして心の欲するままに本を読みふける旅もまた粋なのではないでしょうか。
旅先で迷い、そして出会う本、というのも魅力的な1ページになることでしょう。
参照元:Atlas Obscura
この記事をシェア