ビジネスの成功には、アイディアと行動以外にも重要なことがあります。この5人のスタートアップは事業の内容こそ違いますが、成功と、それを維持するための考えやプロセスに、共通したものがありそうです。【前編】に引き続き、他の3人のビジネスを紹介します。
シンプルな疑問からビジネスへ
3. Fundrise
Fundriseは簡単な疑問から始まった。「なぜ誰も、不動産に投資しないのだ?」老朽化した建物を、多目的の小売店やレストランに転向するなどのアイディアを持っていたが、彼らも資金の調達は難しかったようだ。
銀行も、このプロジェクトをチャンスと見いだせなかったが、幸運なことに銀行に断られても、近隣のコミュニティの人達から認証を貰い3年目に自力で事業を起こすことができた。
12,000ドルを得て、その後もビジネスは毎年成長し続け、昨年は中国のテクノロジー企業から3500万ドルを受け取った。
Fundriseは今や、5万人を超えるメンバーが全国の55のプロジェクトに投資して、不動産プロジェクトから5000万ドル以上を受け取っているのだ。今年は300万ドルを目指している。
ビジネスのアイディア、芯となるものが重要?
4. Underdog
Underdogの共同設立者のJosh Goldsteiは、小さなテクノロジーのスタートアップを、シンプルなアイディアで始めた。スタートアップへの就職希望者が、1分間で埋めれらるような簡単なフォームを作り、彼のチームは希望者を分析しタグを付け、等級を付ける過程で情報を得るようにした。
システムが完成すると、登録料金を支払う新興企業のネットワークに、ベストな希望者を見つけ出すことができるのだ。
Joshは2014年4月にこのビジネスを始めてから、自らを「才能のための市場における管理職」と決めた。過去にスタートアップで働いていた時、人事に関してストレス、非効率、そして資金不足の経験をしているのだ。
Underdogは年間500,000ドルを超え、ニューヨークのスタートアップは120を超えて仕事はあふれかえった。もし1つ挙げるとするなら、JoshとUnderdogのクルーは、利用者へのサービスをもっとも大事にしたことではないだろうか。
「私たちは、このプラットフォームを通して新しい仕事を見つけたと聞くのが好きなんだ。そして、こんな安い手数料で利用できる。今でもリクルーター・サイトとしては、わずかな手数料だろう。」
5. Le Club Des Douze
Alex Rizosは3年半前、いずれはオンラインの小売店にと望む12のメンズウェアの商品を選んで集めた。
「ビジネスを始めるには、ちょっとしたアイディアだけだ。運営の方向の確信がないなら、始めることは望まない。だから、資金に関しては、自分が持っているよりも多くのコストか確認して自分で判断した。」
事業に従事して1年以内に、Alexは違う手段として、ブログに似ているコンテンツを追加した。最初の数か月で200ドルを得て1年以内には8,000ドル近くなり、その中で彼の収入は10%を占めている。
Alexはさらに事業を推し進め、Le Club Des Douzeは、年間100,000ドルを超える利益を生み出し、何百もの独自ブランドが共同経営している。また、ビジネスのオーナーの希望者には、貴重な知識のシェアもしているのだ。
「ビジョンは十分でなくてもいい。行動すること、また、利益になるビジネスにするため、行動の計画を変えることも必要だ。」と、Alexは言っている。
ビジネスを続けるにはアイディアと行動が重要だと思われますが、加えて「何のために」といった目的も大事なのかもしれません。
参照元:Lifehack