今回は、イギリスの国民保健サービス(NHS)が今後2年かけて2人の志願者に人工血液を輸血する(臨床試験を行う)!!といった世界初の試みについて取り上げます。
ちなみに、この人工血液はズバり!臍帯血などから培養するそうです。
献血が要らなくなる日がスグそこまで来ているのでしょうか?
まず、献血ルームでまったりした時間を過ごすのが楽しみな人にとっては、ちょっぴり残念な話かもしれませんね。
念のため誤解のない様にもうちょい詳しく説明しておきますと、人工血液とはいえ完全な人工ではなく再生医療によって作られているので、より生体適合性が高い(拒否反応がそれ程ない)と思われます。
それと、赤血球の代替物である!!という内容は読み取れますが、血液を構成する他の成分についてどんな工夫を凝らしているかはハッキリしておりません。
ただ、もし今回の臨床試験が何とか無事に成功してもジャンジャン量産可能なのか気になりますし、あと血液型って一体どうなってしまうのでしょうね?
また、実際の医療現場においてオペ中に輸血の心配が減るかもしれませんが、よくTVドラマとかでオペ中に患者が大量出血してしまい輸血に間に合わずどうなっちゃうの~みたいなヒヤヒヤするシーンを全部カットしなきゃいけないので、視聴率が稼げなくなってしまうのでは?と心配です。
医療マニアの私だけでしょうか?そのうち、酸素運搬能力がアップした血液なども作れちゃうかもしれませんよ。
参照元:GIZMODE Japan
この記事をシェア