太陽光発電パネルの基本性能が向上したことで、街路灯としての実用性はかくだんに広がった。そして何より、闇を照らす光源として過不足なく機能しなければならない。それでも可動について現実的に考えると、ある種の制約の上に成り立っていると言わざるえない。
街灯がストリートのデザインに一部になる
通常の場合、街路灯はその電源供給を考えて電柱と同化している。そして当然のことながら頭上にあるのは蜘蛛の巣のように繋がる電線である。その光景はお世辞にも美的とは言えない。
「HOM solar street light(太陽光街路灯)」の秀逸さは、太陽光パネルから高さまでのトータルバランスのデザイン性にある。
地上4.5mの高さにある1.3m四方の太陽光パネルは、165~170Wp(自然エネルギーの発電指標)ほどの発電力を持ち、街路灯本体も時間帯による明るさを感知した灯りを供給することができる。つまり既存の街路灯のように光量を加減しエネルギーをセーブしつつ適正な明るさを確保できる。
そしてなによりも、その機動力を発揮するのが「電線も届いていない遠隔地」での設置である。世界のどこかにHOM solar street lightが必要とする場所があるはずだ。
参照元:Yanko Design
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