「Walking Machine」というタイトルで始まる映像には、アメリカのイジー・スワン氏が考案した、2本の足が犬か馬のように動いて前進する乗り物が映し出されています。
セグウェイでさえ人の目が気になるのに、これは通勤では恥ずかしすぎて使えそうもありません。が、セグウェイより画期的とも言えるのです。
まさに「Walking Machine」
この風変わりな乗り物は、フロントに小さな2つの車輪が付いていますが、リアのそれには器用に動く、機械仕掛けの脚が2本ついているのです。この脚だけでなく全体が木製で、全てスワン氏が手作りしたもの。その工程も紹介されています。
機械仕掛けの脚についてはオランダの芸術家テオ・ヤンセン氏に着想を得たということです。ヤンセン氏は、オランダの砂浜を風力で歩き回る「ストランドビースト」という、奇抜な一連の作品で有名です。
電動ドリルで動くんだ!
スワン氏のマシンは、セグウェイに比べるとスマートとは言えず、その図体も大きめ。乗り心地もスムーズとは言えないでしょう。どう見ても普通にタイヤを付けた方が簡単。しかし、重量制限も約168kgまでと余裕があり、スワン氏の巨体も問題なく運んでいる。
そして何と言ってもその動力源が20ボルトの電動ドリルであること。確かに、後部にしっかりと卓上型ドリルが固定されているのが確認できます。ホームセンターで普通に買える電動工具のパワーで人を運ぶという発想が凄いんです。
将来性あるかも
ただの面白マシンと思ってしまいますが、日本が得意としているロボットたちよりも実にスムーズな足の運びに驚かされます。舗装路では今一つだが、フロントタイヤを大きめにすれば不整地や畑でも利用出来そうな代物ではないでしょうか。
まずは映像をチェックしてみて下さい。
参照元:YouTube
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