海外行き航空券のブッキングを最後まで待った結果、真ん中の席になってしまった…。エコノミークラスで十何時間フライトとなると、これはもう地獄である。とりあえずそんなときには、このミドルシートサバイバルガイドを参考にしてほしい。
カバンの中身を整理整頓
もしそうなると事前にわかっているのであれば、機内持ち込みバッグの中身は整理整頓、アクセス状態を万端にしておこう。モゾモゾとカバンを出したり直したりすることは、隣人とのテンションへとつながる。
ボーディングはお早めに
自分の席を見つけてから「もう一回すいません」と隣人を立たせて荷物を上の棚にあげるという、ややこしい行為を誰もいない状態でできるから。
アームレストは自分のもの!
真ん中のシートの人はアンラッキーなので、両方のアームレストが得られるというエチケットが存在する。それを知らない人もいるかと思うので、さっさと座ってアームレストに両方の腕をどーんとお置こう。
手荷物は少なめに、上の収納棚に入れる
棚に荷物を上げるのが面倒臭いので、シートの下に入れる人は多い。しかしこの場合だと、足だけでもなんとかストレッチできるスペースは確保したいもの。
隣の人とお友達になる
リラックスして、隣の人に「ハロー」と言ってみよう。怖そうなのは顔だけかもしれないし、フライトに恐怖を感じているのかもしれない。隣がキモいなんて心持ちでは、何時間ものフライトがさらに拷問化する。
トラベルガジェットを活用する
ネックピローやノイズキャンセルのイヤホンなどを駆使して、さっさと寝てしまうことも手。寝られない人は、最高に面白い本を用意すること。
フライト前のトイレは必須
これは基本、とはいえお手洗いが近い人は大変。寒くならないように、厚めで心地の良いマイブランケットを用意するのもオススメ。
ボーディング終了後、周りを見る
一旦ドアが閉まると、立って周りを見回してみよう。もしかすると席があまっている可能性もあるので、最後はCAさん頼み。ダメもとで聞いてみよう。
反対にどう考えても真ん中に座るべきでない親子連れがいて困ってそうだったら、席を代わってあげるのがジェントルマンの行動。快適な空の旅の経験は、一生モノの思い出となる。