今回ご紹介するのは「HONDA XR650」です。まさにプロ仕様!ともいえる、オフロードバイクのHONDA XR650。そのビジュアルに惹かれ、このバイクに乗りたい!と思う人は多いようですが、乗りこなせる人はほんの一握り。
さあ!これからオフロードを始めるぞ!という人にはお勧めできないバイクの一つです。バイク初心者には苦労が大きく、まさにプロ仕様のバイクと言って良いでしょう。しかし、だからこそ多くのライダーたちの憧れの的になっているとも言えるのだと思います。
そのパワーと大きさが乗る人を選ぶ!
オフロード初心者にとっては、やはりパワーと大きさがネックになるでしょう。オンロード用のバイクとはけた違いのパワーは、体力と気力がないと持て余すことは必至!
けれど、いったん乗りこなすことができれば、他のバイクでは物足りなく感じるかもしれません。しかし、一番の問題となるのはその≪車高≫。
身長が少なくとも170はないと、足つきが悪くなってしまい、乗りこなすのは困難を極めることでしょう。乗り手を選ぶバイクと言っても過言ではないかもしれません。
懐事情も厳しいバイク
このバイクの厳しさは、懐事情にも及びます。まず、このバイクで公道を走ろうと思ったら逆輸入をしてパーツの交換をしなければいけません。
しかし、パーツ自体が高いうえ、手間もかかるため、このバイクで公道を走ろうとするのはちょっと敷居が高いかもしれません。
オフロード車ですので、耐久性は高く、長く乗り続けることができるのは魅力的ですが、消耗部品の減りが早く、タイヤ、スプロケット、チェーンに至っては、公道仕様のバイクの3倍くらいの速さで消耗していきます。そのため、維持費にもお金がかかってくるのは間違いありません。
乗りこなすのが難しいからこそ乗りたいバイク
乗りこなすのが難しい?お金がかかる?でも、だからこそ乗りこなせたら注目の的ですよね。美しいシルエットのXR650は、これからもオフロードで輝き続けるでしょう。
参照元:Bless this Stuff