驚愕。最高額ワインのそのお値段は?

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未定 詳細なし

「ワインとはボトルに詰められた詩である」イギリスの作家、ロバート・ルイス・スティーヴンソンによる言葉。こんなにもワインを端的かつロマンティックに語った言葉が他にあるだうか。

恐らく、酒類の中でもその銘柄数と価格の幅が一番豊富なのがワインではなかろうか。最近では、ワンコイン価格のものでも結構イケると人気だが、高額なものは冗談かと思う位高額だ。

そんな高級ワインの中でも世界一高額な赤ワインというものがドバイで販売された。そのお値段は、$195,000、日本円で24,245,300円!なんと2千万円越えという信じられない驚愕のプライスだ。

このワインは、Le Clos というワイン販売店にて作られた、超高級限定品を含めた「バルタザール」と呼ばれる12リットルサイズのボトル6本。

ドバイ国際空港内のLe Closの主力店舗で販売されることに至った。金が掘り込まれた豪華なケースに収められたその姿は、置いてあるだけで神々しい雰囲気を放つ。

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セレブ感満点な特典付き

このワインは2009年ヴィンテージ。フランス、ボルドーの北方、メドック地区のシャトーマルゴーの葡萄園で時間をかけ丁寧に愛情を注がれて作られた品で秀逸で傑出したヴィンテージのひとつだ。

購入者は、こんな黄金のような価値あるワインが自分のものになるだけでなく、ファーストクラス利用で、シャートーマルゴーへも招待される。

葡萄園やワインセラーをプライベートで手厚く案内された後は、シャトーマルゴーの総支配人ポール・ポンタリエと供にディナーとワインを楽しむというセレブ感たっぷりのもてなしが用意されているのだ。

「このシャトーマルゴー2009のバルタザールをドバイ国際空港、ターミナル3の主要店舗に置かせてもらえることを大いに誇りに思っています。」とは、Le Clos のOliver Dixon 氏。「このような名誉を獲得でき「希少価値のワインを提供する店」という当店の位置づけができました。」と誇らしさいっぱいだ。

高級ワインの産地は歴史も深すぎる

シャトーマルゴー、メドック地区のガロンヌ川の左岸は、ローマ時代からワインの産地として栄えていたというが、18世紀初頭には、貴族や豪商たちによる葡萄園ラッシュが起き、田園地帯の3分の1以上半分近くが葡萄栽培に使用される程となった。

葡萄園は、最上のワインを生み出そうと努力を重ね、今日に名を馳せる有名ワインを産出するようになった。1787年、トマス・ジェファーソンは、「シャトーマルゴーは、4箇所ある第一級葡萄栽培地の1つ。」と記している。

ところで、驚きの高額で売買されたワインはこれまでもいくつかあるが、2001年、白ワインの最高峰モンラッシェの1978年ものワインが7本、約300万円で売れたのはまだかわいい方。

当初330万円の値のついた1865年のシャトー・ラフィットが最終的には、1400万円になったという例もある。こういうのって購入した後は飲むのでしょうかね。やはり飾っておくだけ?

参照元:BornRich

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