YouTubeで紹介されているこのベビーカーは、近年話題になっている自動車の最新技術であるところの自動走行と自動ブレーキ、さらに先行車追尾システムまで付いていて、つまり、手で押さなくても人(通常は親だ)の後を一定の間隔を保って付いてくるハイテクベビーカーなのです。
育児パパの一言がキッカケで技術者が本気モードに
フォルクスワーゲン公式Faceboookページへの投稿サイトに「自動ブレーキが付いてたり、自動で動くベビーカーがあったら助かるよね。突飛だけど結構いいアイデアじゃない?」という、いかにも育児パパらしい男性のコメントが開発のきっかけというが、開発チームが本気で取り組んだという事実が凄い。さすがVWです。
「ゴルフ」用かそれ以上の高性能
自動ブレーキシステム”は、同車の「ゴルフ」などに搭載されているものを応用。むしろ高精度になっている懲りよう。そして自動追尾システムは大人がジョギングするスピードでも対応するレベルになっている。
このベビーカーが一般に市販されれば、買い物など、両手が塞がっている時には重宝しそうだし、無理な姿勢を取らずにいっしょにジョギングすることも可能。スマホを見ながらつい目を離して、なんてときでも安全だ。それはそれで問題ですが。
つっこみたくなる問題点もありそうだ
画像を見て何か不自然なものを感じたのは、後ろをついてくるという事。先行する車両を追尾するシステムの応用ですので当然ですが、よほど信頼してないと前を向いて歩けないのでは?
結局心配になって後ろを向いて歩いてしまい、別の危険に遭遇しかねません。正しい使い方としては、追尾させず自動ブレーキだけを作動させてはどうでしょう。
ちなみに市販化の予定はありません。今のところは。
参照元:YouTube
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