最近は(良い意味でも悪い意味でも)毎日のように耳にする「ドローン」の話題ですが、イギリス人の発明家が「有人飛行」できるドローンをお披露目して大騒ぎになっています。
「ドローン」とはそもそも「無人飛行する物体」を指すものだとばかり・・・ 「有人」と聞いて「???」と感じた人、多いのでは?
54枚のプロペラを持つスーパードローン「Swarm」
発明家本人によると、これはドローンではなくスーパードローンだそうです。
一回の充電でおよそ10分の飛行が可能で、体重制限は148キロ。気になる飛行高度はおよそ4.5メートル(低っ!)。
一体どの辺が「スーパー」なのか、掘り下げていってみましょう。
まずは動画をどうぞ。
もはやドローンと言うよりもヘリコプター。そして、「ミツバチの群れ」を意味する「Swarm」と称されたこのドローン、その名の通りミツバチの群れのような音を発していますね。
見た目はかなり「スーパー」なのではないでしょうか。54ものプロペラが搭載されるとさすがに「圧巻」と言わざるを得ません。
金属製の枠組みとポリカーボネートが組み合わせられ、強度を重視してパイロットの安全を守っているそうです。
しかし飛行する姿はやや危なっかしいというかハラハラさせられます。地上すれすれのところをパイロットが必死でバランスをとっているように見えるのですが・・・
あまり「スーパー」な部分は見受けられないようですが、改良・改善を重ねれば大発明につながると言うもの。
将来、このSwarmが世で大活躍する姿を見てみたい!
米軍では、現在利用されている驚くほど高価なマルチ機能搭載の飛行機に代わって危険なミッションをこなしてくれるのでは、と比較的安価で精工なドローンを開発しているそうです。Swarmもいずれは大きな使命を託されるかもしれませんね。
しかし、このSwarmの動画を見て、「琵琶湖に咲いて琵琶湖に散る、鳥人間コンテスト」を思い出しのは私だけではないでしょう。Swarmを開発したイギリス人の発明家も、鳥人間コンテストの参加者らのように情熱をもってドローン開発・試飛行をいつまでも続けていってほしいものです。
参照元:Mail Online