健康になりたい!そう思ったとき、あなたは何をしますか?
おそらく、プロテインを飲んだり、朝にジョギングをしたり、ヨガをしてみたり…。
そんなことが思い浮かぶのではないでしょうか?
しかし、ある研究によって、意外な健康向上法があることが分かったのです。
…そう、それは魚を眺めること。
イギリスの国立海洋水族館「Plymouth(プリマス)」で行われた研究により、人が魚を眺めたあと、“よりポジティブになれる”ことと、”よりリラックスすることができる“ということがわかりました。
研究ではさらに、血圧と心拍数が減少することも明らかになっています。
実はこれ、全くもって新しい考え方ではありません。
魚を見ることによるリラックス効果は昔からの考えであり、多くの病院や診療所、歯科医院の待合室に、ストレス軽減を目的として水槽が設置されてきました。
みなさんも、身に覚えがありませんか?
研究チームのリーダーであるDeborah Cracknell(デボラ・クラックネル)は、「今までも考えられてきたことですが、この研究で初めて、水中を泳ぐ魚を見ることが、実際に人々の健康にプラスの作用をするという強固な証拠を示すことができました。」と発表しました。
また、より多くの魚を見ることで、更にその効果を高めることができるということも実証しています。
今まで実証されていなかったことが、初めて事実として提示されたのです。
この研究結果を応用することで、医療機関や職場など、ストレスを感じることの多い施設の設計に大変役に立つのではないかと期待されています。
総合病院が、医療施設なのか水族館なのか分からなくなる日もそう遠くないかもしれません。
さて、日々ストレスと戦っているそこのあなた!
今度の週末は、久しぶりに水族館デートに出かけてみてはいかがでしょうか?
参照元:Lifehack